毎日決まった時間に決まった行動をすることを好む人がいます。
このような傾向がある人は災害が発生した時、安全な場所に誘導した後もいつも通りの行動をしようとして行方不明になることがあります。
「〇〇時になったから施設に行かなくちゃ」と思っていつも通り、いつもの場所に行こうとしてしまいます。
いつもと違うトイレでは落ち着かず用を足せない人もいます。
このような傾向がある人も、いつものトイレで用を足したいと思い、災害発生時にも危険な屋内に入ってしまうことがあります。
周囲の人にどこかへいくと言ってくれればいいのですが、意思疎通が困難な人の場合、だまっていなくなることがあります。
このような人は安全な場所に誘導した後も、見守りが必要となります。
また、可能であれば、仮設トイレや携帯トイレを体験して、慣れてもらうのもいいでしょう。
何度か体験することで、災害時も仮設トイレや携帯トイレを使用できるようになる場合があります。