今回は感覚過敏のうち、嗅覚過敏についてご紹介したいと思います。
特定のにおいに対して、著しい苦痛を感じたり、においをかぐことで体調不良になる人がいます。
場合によっては、苦痛でその場にうずくまったり、気分が悪くなって寝込んでしまうケースもあります。
嗅覚過敏は、味覚と連動することもあり、
特定の食材のにおいで気分が悪くなる人は、
苦手な食材の料理を食べた後に頭痛や嘔吐などの体調不良がでることもあります。
発達障がいのある子にはにおいに過敏な子もいるので
安全教育のワークショップに参加するスタッフの方には
香水やタバコのにおい、柔軟剤のにおいがしないよう
配慮をお願いするようにしています。
一般の人にはなんということのないにおいでも
そのにおいがするだけで学習への参加が難しくなるお子さんがいることも知っていただければと思います。